SEOに効く内部リンクの貼り方|AI検索にも強い設計を解説

内部リンクの貼り方の記事のアイキャッチ。新しい記事がどこからも貼られていない状態を表したカード

内部リンクは、同じサイトの中のページ同士をつなぐリンクのことです。地味な作業に見えて、検索順位にもAI検索にも影響する大事な施策です。サイト全体の設計から考えたい方には、トピッククラスターとは?サイト設計の考え方という記事も用意しています。

本記事では、Web集客の記事を600本以上書いてきた経験をもとに、SEOに効く内部リンクの貼り方を5つのステップで解説します。貼り方そのものは、数分あれば覚えられる作業です。つまずきやすいのは、その後の運用のほうです。新しい記事を公開したとき、既存の記事からその記事へリンクを貼り足す作業は、意識していないと抜け落ちます。だから貼り方に加えて、貼り忘れを防ぐ運用のやり方まで紹介します。

この記事を書いた人
株式会社ハトロクス 代表取締役 安部譲一

安部 譲一(あべ じょういち)/株式会社ハトロクス 代表取締役

早稲田大学を卒業後、お笑い芸人として2年間活動しました。その後は教育サービス業の上場企業に7年間勤務し、ライターとして独立。クラウドワークスでは上位100人の「TOPプロクラウドワーカー」に認定。ライター部門の週間契約ランキングで1位を獲得しました。これまでに書いたSEO記事は600本以上です。オウンドメディアの責任者としては、問い合わせ数を前年比1.8倍にしています。現在はAIライティング講座の講師も務めながら、自社メディアで実際に試したことをそのまま記事にしています。

目次

内部リンクとは

内部リンクとは、同一サイト内のページとページをつなぐリンクのことです。トップページから記事へ、記事から別の記事へ貼るものは、どれも内部リンクに含まれます。対になる言葉が外部リンクで、こちらは自分のサイトと他のサイトの間を行き来するリンクです。

Googleは内部リンクをたどってページを見つけ、サイトの構造を理解しています。どれだけ良い記事を書いても、どこからもリンクされていなければ、見つけてもらうのが遅れてしまいます。読者にとっても、関連する記事へすぐ移動できる道案内になるため、内部リンクはサイトの中の道路を整える作業だとイメージしてください。

内部リンクがSEOに効く3つの理由

理由は単純で、Googleの巡回も読者の移動も、どちらもリンクの上で起きているからです。具体的には次の3つです。

この見出しで解説すること
  1. Googleがサイト内を巡回しやすくなる
  2. 関連ページのまとまりで専門性が伝わる
  3. 読者が次の記事へ移動しやすくなる

1. Googleがサイト内を巡回しやすくなる

Googleの検索結果に載る前提として、クローラーと呼ばれる巡回プログラムがリンクをたどり、ページを見つけに来ます。だから内部リンクが整っているサイトほど、新しいページの発見が早くなります。Google公式の初心者向け文書でも、コンテンツを見つけてもらう手段の1つがページ同士のリンクです。出典:Google検索セントラル「検索エンジン最適化スターターガイド」

反対に、どこからもリンクされていないページは巡回から漏れやすく、公開したのに検索結果へなかなか出てこない原因になります。

2. 関連ページのまとまりで専門性が伝わる

Googleは、同じテーマの記事が内部リンクでつながっているサイトを、そのテーマに詳しいサイトとして評価する傾向があります。アメリカのマーケティング企業HubSpotは、関連ページ間の内部リンクを増やすほど検索順位が上がったという実験結果を公開し、この考え方はトピッククラスターという設計手法として広まりました。出典:HubSpot「Topic Clusters: The Next Evolution of SEO」

1本の記事の力だけで戦うより、記事の群れで専門性を示した方が評価されやすく、内部リンクはその束ね役です。

3. 読者が次の記事へ移動しやすくなる

内部リンクはGoogleのためだけの施策ではありません。1本の記事だけで読者の疑問が残らず解決するとは限らず、関連する記事への案内が本文中にあれば、読者はサイト内を回遊してくれます。回遊が増えれば滞在時間が伸び、問い合わせや資料請求など、サイトの目的にも近づきます。

反対に、リンクのない記事は読み終わったら閉じられて終わりです。せっかく来てくれた読者に、次に読む記事を用意しておきます。それが内部リンクの本来の役割だと考えています。

内部リンクの貼り方5ステップ

作業は5つのステップに分かれます。最初の2つでどこに貼るかを決め、残りの3つで実際に貼って確かめる流れです。1つずつ進めれば、今日から自分のサイトに使えます。

この見出しで解説すること
  1. リンクを集める記事を決める
  2. 構成の段階で貼る場所を決める
  3. アンカーテキストを作る
  4. WordPressでリンクを設定する
  5. サーチコンソールで貼った状態を確かめる

1. リンクを集める記事を決める

最初に決めるのは、どの記事の評価を高めたいかという方針です。問い合わせに近い記事や、検索で上位を狙いたい記事を2〜3本選び、そこへ関連記事からリンクを集めましょう。全記事へまんべんなく貼るより、集める先を決めた方が成果は出やすくなります。

このとき、キーワードと記事の対応表を作っておくのがおすすめです。どの記事がどの検索語を担当するかが一目で分かり、同じキーワードを2つの記事で取り合う共食いも防げます。

2. 構成の段階で貼る場所を決める

内部リンクは、書き終わってから思い出したように貼るのではなく、記事の構成を作る段階で決めておくと確実です。「この見出しのこの内容なら、あの記事へつなぐ」と設計しておけば、貼り漏れは起きません。

受注する側として多くの依頼書を見てきましたが、内部リンクの指示が具体的に書かれたものは一部で、「適当に貼っておいてください」と任される案件も目立ちました。任された書き手はリンク先の記事群を把握しきれないため、どうしても精度が下がります。構成の段階でリンクまで決めておくと、外注でも内製でも品質が安定します。構成そのものの組み立て方は、SEO記事の構成の作り方という記事にまとめました。

3. アンカーテキストを作る

アンカーテキストとは、リンクが設定された文字列のことです。「こちら」のような曖昧な言葉ではなく、リンク先の内容が分かる具体的な文言にしましょう。たとえば「詳しくはこちら」ではなく、「内部リンクの孤立ページの直し方」のような書き方です。Googleの公式ドキュメントにも、リンク先を的確に表すテキストを使うという案内があります。出典:Google検索セントラル「リンクに関するベスト プラクティス」

具体的なアンカーテキストなら、読者は行き先を予想でき、Googleはリンク先のテーマを理解できます。

4. WordPressでリンクを設定する

WordPressでの操作は3つの作業で終わります。まず、リンクにしたいテキストをドラッグで選択しましょう。次にツールバーのリンクボタンを押すと検索窓が開くので、つなぎたい記事のタイトルを入力し、候補から選べば設定は完了です。

WordPressのリンク設定パネル。新しいタブで開くの切り替えを赤枠で示している

設定画面には赤枠の「新しいタブで開く」という切り替えがありますが、内部リンクではオフのままにしています。同じサイト内の移動でタブが増えると、読者が戻る場所を見失いやすいからです。リンク先のURLが古いままになっていないかも、設定のついでに確かめておきましょう。

5. サーチコンソールで貼った状態を確かめる

貼ったあとは、サーチコンソールで状態を見てみましょう。赤枠で示した左メニューの「リンク」を開くと、内部リンクを多く受けているページの順に一覧が並びます。

サーチコンソールの内部リンクレポート。左メニューのリンクを赤枠で示している

見るところは2つあります。リンクを集めたい記事が上の方に来ているかと、公開して間もない記事が1本のまま止まっていないかです。上の画像は当サイトの実際の画面で、下のほうに並ぶ被リンク1本の記事が、まさに後者にあたります。ここに出る数にはメニューやフッターから自動で付くリンクも含まれるため、数字は目安と考えましょう。本文からのリンクが届いているかは、記事を開いて確かめるのが確実です。Googleが実際に認識しているリンクを無料で見られるのは、この画面だけです。

内部リンクの効果を高める5つのコツ

同じ本数を貼っても、どこへ何という文言で送るかで効き方は変わります。私が実務で守っているコツを5つ紹介します。

この見出しで解説すること
  1. 関連する記事だけをつなぐ
  2. 上位表示させたい記事にリンクを集める
  3. 本文の早い位置に貼る
  4. テキストリンクを優先する
  5. アンカーの文言に変化をつける

1. 関連する記事だけをつなぐ

無関係な記事同士をつないでも、読者は期待した内容と違うページに飛ばされて戻るだけです。Googleもテーマのつながりを読み取れません。貼るかどうか迷ったら、「この記事を読んでいる人が、次にこれを知りたいか」と自問してみましょう。答えがすぐ出ないなら、そのリンクは見送って構いません。話題が本当に重なるときだけ貼る、と決めておくと判断がぶれなくなります。

2. 上位表示させたい記事にリンクを集める

内部リンクは、ばらまくより集める方が働きます。アメリカのSEO調査会社Zyppyは、1,800サイト・約2,300万本の内部リンクを分析しました。その調査では、サイト内から40〜44本のリンクを受けたページは、0〜4本のページと比べてGoogle検索からのクリックが約4倍でした。出典:Zyppy「Internal Links SEO Study」

ただし同じ調査で、45〜50本を超えたあたりから流入は逆に減っていくとも報告されています。集めるといっても上限はあるので、サイト全体で数本の記事に絞って送りましょう。

ステップ1で決めた「集める記事」へ、関連記事から着実にリンクを送ります。評価を高めたい記事ほど、多くの記事から指名されている状態に近づけましょう。

3. 本文の早い位置に貼る

同じ本文中でも、記事の冒頭に近いリンクほど読者の目に入りやすく、クリックもされやすくなります。読者の全員が最後まで読んでくれるわけではないからです。特に、テーマの中心になるまとめ役の記事へのリンクは、冒頭の200字以内を目安に置くようにしています。クローラーの巡回でも早く見つけてもらえるため、置き場所に迷ったら前へ寄せましょう。

4. テキストリンクを優先する

WordPressには、サムネイル画像つきでリンクを見せるブログカードという形式もあります。ただ、本文の流れの中で読みやすいのは、文章に溶け込むテキストリンクの方です。両者の違いを表に整理しました。

テキストリンク ブログカード
見た目 文章に溶け込む サムネイル付きで目立つ
伝わる情報 アンカーの文言で行き先が分かる 画像とタイトルで内容が分かる
向く場所 本文の流れの中 セクションの区切り

ブログカードを使うなら、セクションの区切りなど、話の流れが一度切れる場所が向いています。本文中は文言で行き先のテーマを伝えられるテキストリンクを選びましょう。

5. アンカーの文言に変化をつける

同じ記事へ複数の場所からリンクを送るときは、文言の言い回しを毎回そろえず、少しずつ変えましょう。Zyppyの調査では、アンカーテキストの種類が多いページほど、検索からの流入が多い傾向が出ています。リンク先の内容から外れない範囲で、「内部リンクの貼り方」「リンク設置のやり方」のように表現を広げると、拾える検索語も増えます。機械的に同じ文言を貼り続けるより、文脈に合わせて書き分ける方が読者にも自然です。

内部リンクを貼るときの注意点

ここまでとは逆に、貼ったのに効かない、かえって邪魔になるパターンもあります。気をつけたいのは次の3つです。

この見出しで解説すること
  1. 貼りすぎない
  2. リンク切れを放置しない
  3. 関連記事の自動表示に頼らない

1. 貼りすぎない

内部リンクは多ければ多いほど良い、というものではありません。リンクだらけの本文は読みにくく、どれを押せばいいのか読者が迷ってしまいます。参考までに当サイトの公開記事21本を数えたところ、本文中のリンクは1記事あたり2〜11本、平均すると2,000字に1.2本でした。8,000字の記事なら5本前後という計算です。上限が気になったときは、その1本を消して読者が困るかを考えてみてください。困らないなら、無くても済むリンクです。

2. リンク切れを放置しない

記事の削除やURLの変更で、リンク先が表示されなくなることがあります。リンク切れは読者の信頼を損ねるうえ、クローラーの巡回も無駄にしてしまうため、見つけたら早めに直しましょう。URLを変えた記事に転送設定を入れている場合も、リンクは新しいURLへ直接貼り直すのが理想です。転送をはさんだ分だけ、評価の受け渡しに余計な経路が増えるからです。

3. 関連記事の自動表示に頼らない

WordPressのテーマには、記事の下に関連記事を自動で並べてくれる機能があります。便利ですが、これは全記事に共通で付く枠であって、本文の文脈から貼った内部リンクの代わりにはなりません。自動表示だけに任せていると、本文からは1本もリンクされていない記事がサイトに増えていきます。自動の枠はあくまで補助と考え、本文中のリンクは自分の手で設計しましょう。

自社サイトで内部リンクを整理した実例

ここからは、当サイト(hatorox.com)で実際にやった整理の記録を紹介します。教科書的な話ではなく、手を動かした結果の数字です。作業は次の3つの順で進めました。

この見出しで解説すること
  1. 点検ツールで現状を数える
  2. まとめ役の記事へリンクを貼り直す
  3. 結果を数字で確かめる

1. 点検ツールで現状を数える

記事が15本まで増えた時点で、全記事の内部リンクを一度点検しました。使ったのは自作の点検プログラムで、それぞれの記事が本文中から受けているリンクの本数を数えます。結果は、どこからもリンクされていない孤立記事が5本、すでに使っていない古いURLへのリンクも複数見つかりました。記事を書くことに集中していると、リンクはここまで抜けるものかと驚いた記憶があります。プログラムがなくても、サーチコンソールのリンク一覧と記事の一覧を突き合わせれば、同じ点検はできます。

2. まとめ役の記事へリンクを貼り直す

点検の結果をもとに、リンクの貼り直しを3つ実行しました。まず、古いURLへのリンクは現在のものへ直しました。孤立していた5本へは、話題の近い記事の本文から2本ずつ貼っています。あわせて各記事の書き出しへ、まとめ役へ送るリンクを1本ずつ足しました。AIにリンク先の候補を出させながら進めたので、全部合わせても1時間はかかりませんでした。孤立した記事の見つけ方と直し方は、内部リンクの孤立ページとは?無料で見つけて直す方法という記事で詳しく解説しています。

3. 結果を数字で確かめる

整理の結果、孤立記事は5本から0本になり、まとめ役の記事が受けるリンクは2本から11本まで増えました。貼り直したあとにもう一度プログラムを回し、数字で確かめてから作業を終えています。

ここで挙げたのはリンクの本数で、検索順位の変化を示したものではありません。それでも、クローラーが全記事へたどり着ける状態と、5本が孤立したままの状態のどちらが望ましいかは、比べるまでもありません。現状を数字で知り、直った結果も同じ道具で確かめます。この手順なら、勘に頼らず整理を進められます。

内部リンクを整理する前と後の比較図。整理前は孤立記事5本でまとめ役への被リンクは2本、整理後は孤立0本でまとめ役へ11本が集まっている

内部リンクを貼り忘れない運用ルーティン

内部リンクで一番むずかしいのは、貼り方そのものではなく、貼り続けることです。私が実務で回しているルーティンは3つあります。

この見出しで解説すること
  1. 公開のたびに既存記事から2本貼る
  2. 週1回の点検を習慣にする
  3. 四半期に1回サイト全体を見直す

1. 公開のたびに既存記事から2本貼る

新しい記事を公開した直後は、その記事へのリンクがサイト内に1本もない状態です。新しい原稿から既存記事へのリンクは執筆中に自然と入るのに、逆方向は誰かが意識しないかぎり、いつまでも貼られません。実務で一番放置されやすいのがここです。公開を作業の終わりにせず、「既存記事の本文から2本貼って完了」と決めておきましょう。書いた本人しか、その記事とつながる既存記事を思い出せません。だから公開の直後こそ、貼り足す作業に向いています。

2. 週1回の点検を習慣にする

曜日を決めて、週1回だけ内部リンクの点検時間を取りましょう。見るのは「今週公開した記事が孤立していないか」の1点だけなので、10分もあれば終わります。当サイトでは、この点検をAIエージェントに任せて、毎週日曜に自動で回すことにしています。続けるコツは、完璧を目指さず範囲を絞ることです。全記事を見直そうとすると腰が重くなり、結局やらないまま数か月が過ぎてしまいます。

3. 四半期に1回サイト全体を見直す

記事が増えると、リンクを集めたい記事が変わったり、記事同士の関係が変わったりします。3か月に1回はサイト全体を点検し、リンクの割り当てを見直しましょう。リライトの時期と合わせると、本文の更新とリンクの手直しが一度に済みます。点検した日付と直した内容をメモに残しておくと、次回の見直しが楽になります。

内部リンクがAI検索にも効く理由

ChatGPTやGoogleのAIによる概要など、AIが検索の入り口になる場面が増えてきました。内部リンクの整理は、このAI検索でも見つけてもらいやすさに関わります。

米国の検索分析企業BrightEdgeの調査によると、GoogleのAIによる概要に引用されたソースのうち、従来の検索で10位以内にも入っていたのは約17%でした。出典:BrightEdge「AI Overviews at the One-Year Mark」

つまり、検索1ページ目に届いていない記事にも引用の出番があるということです。その候補に挙がるには、AIとクローラーに記事の存在を知られている必要があり、入り口の役割を果たすのが内部リンクでつながったサイト構造です。関連記事が互いにつながったサイトは専門性が伝わりやすく、個別の記事が引用の入り口になれます。AI検索対策の全体像は、LLMOとは?非エンジニアでも今日からできるAI検索対策にまとめています。

内部リンクの貼り方に関するよくある質問

最後に、内部リンクの貼り方についてよく検索されている疑問へ短く答えます。

この見出しで解説すること
  1. 内部リンクは1記事に何個まで貼っていいですか?
  2. ブログカードとテキストリンクはどちらがいいですか?
  3. 同じページに同じリンクを2回貼ってもいいですか?
  4. 内部リンクの効果はいつごろ出ますか?
  5. 関連記事の自動表示だけでは足りませんか?
  6. 過去の記事にさかのぼって貼り直すべきですか?
  7. 内部リンクの状態はどうやって確認できますか?
  8. リンクは「貼る」と「張る」のどちらが正しいですか?

内部リンクは1記事に何個まで貼っていいですか?

決まった上限はありません。内容に関連があり、読者の役に立つリンクなら、本数を気にしすぎなくて大丈夫です。逆に、関連の薄いリンクは1本でも余計です。数字が欲しい場合の参考として、当サイトの記事21本を実際に数えたら、本文中のリンクは1記事あたり2〜11本でした。

ブログカードとテキストリンクはどちらがいいですか?

本文の流れの中ではテキストリンクが読みやすく、アンカーテキストの情報も検索エンジンに伝わります。ブログカードは目を引く反面、文章の流れを切るため、セクションの区切りで使うのが向いています。迷ったらテキストリンクを選びましょう。

同じページに同じリンクを2回貼ってもいいですか?

ペナルティのような不利益はありません。ただ、同じ行き先への案内が何度も出てくると、読者にはくどく感じられます。長い記事で冒頭と後半に1回ずつなど、読みやすさで判断しましょう。

内部リンクの効果はいつごろ出ますか?

断定はできません。クローラーの再訪問と再評価をはさむため、数週間から数か月の幅で見ておきましょう。貼った翌日に順位を見に行くより、月に1回サーチコンソールで表示回数の推移を追う方が、変化をつかみやすくなります。

関連記事の自動表示だけでは足りませんか?

足りません。自動表示は全ページ共通の枠で、本文の文脈から貼るリンクとは役割が別です。本文中のリンクには「この読者は次にこれを知りたいはず」という編集の判断が乗ります。その判断こそが、読者にもGoogleにも伝わる価値です。

過去の記事にさかのぼって貼り直すべきですか?

さかのぼる価値はあります。特に、新しく公開した記事へ既存記事からリンクを貼る作業は、放置されやすい割に効き目が見込めます。全部を一度にやる必要はないので、まず孤立している記事から手を付けてみてください。

内部リンクの状態はどうやって確認できますか?

サーチコンソールの「リンク」メニューで、ページごとの内部リンク数を無料で確認できます。メニューやフッターの自動リンクも数に含まれるため、本文からの文脈リンクを確かめたいときは、実際の記事を開いて見るのが確実です。

リンクは「貼る」と「張る」のどちらが正しいですか?

本来の表記は、網を張るように情報同士をつなぐという意味の「張る」です。毎日新聞の校閲部門の解説でも「リンクを張る」とされています。ただ「貼る」も誤りと言えないほど広く定着しました。本記事では、検索で多く使われている「貼る」に表記をそろえています。

まとめ|内部リンクの貼り方をルールにして記事の孤立を防ごう

内部リンクは、同じサイトのページ同士をつなぎ、Googleと読者とAIの3者に記事を見つけてもらうための施策です。貼り方の腕前よりも、構成の段階でリンクを決めることと、公開のたびに既存記事から貼ることの2つをルールにできるかで差がつきます。当サイトでも、孤立5本の状態を数字で見つけて直し、いまは週1回の点検で維持しています。

とはいえ、記事を書きながらサイト全体のリンク管理まで手を回すのは、なかなかの手間です。ハトロクスでは、キーワード設計から記事の制作、公開後の内部リンクの点検までまとめてお引き受けしています。まずは自社サイトの現状を聞かせてもらえれば、どこから手を付けるとよいかをお伝えできます。


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